Stay hungry, stay foolish

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Apple Watch 2 への要望

      2017/04/16

Agile Cat さんの今日のエントリーですが、

Apple Watch 2 の、3月発売という見込みは無くなったようだ

ということです。残念な気もしますが、まあ、そうだろうな、という気もします。

私は Apple Watch を発売日に入手して、これまでほぼ毎日腕に付けております。それなりに便利に使っていますが、期待したほどでもない、という感じはぬぐえません。その意味では「まあ、そうだろうな」です。

一方で「残念」なのは、Apple の「次の提案」を見ることができなかったことですね。Agile Cat さんは「少なくとも SIM が入って」と書かれていますが、私は SIM は必ずしも要らないと思います。Apple Watch は自分でモバイル通信するほどのバッテリーは持っていないし、これ以上増やすこともできないと思うんですよね。私は、Apple Watch の使い勝手を制限しているのは、バッテリーを極端に節約しすぎていることだと思います。

今、私の Apple Watch は、使い道が無いせいもあって (笑)、朝から夜まで15時間くらいしていても、バッテリーは半分以上残っています。とにかく腕時計なんだから一日は持たないといけない、という強迫観念から、いろいろなところに無理が来ている印象です。例えば、Watch は普段画面が消えていますが、時計を見ようとして腕を上げるとそれを検知して画面が自動的につきます。これはバッテリーを節約するために Apple が考え出したことで、うまくできているとは思いますが、見たくても画面がつかないことがかなり多いのです。荷物を持っていて、腕を顔の位置まで上げることができない場合などですね。時計をしているのに、時間を見ることができないのは、かなり困ったことです。

あと、画面の表示時間が短く、設定でも変えることができなかったこと。(OS のバージョンアップで今はできるようになっています) JAL とか ANA のアプリで、2次元バーコードを表示してゲートを通過することができるのですが、表示時間が短すぎて Watch をかざした時にはもう画面が消えていてゲートを通れないとかいうこともありました。これのせいで後ろに列ができると、笑ってばかりもいられません。。

あとはやはり、バッテリーをぎりぎりまで大きくしたことで、ケースが重くて分厚くなってしまっているのもよろしくありません。慣れればそうでも無いですが、たまに SKAGEN などをつけると差は歴然です。

ということで、Apple Watch 2 への私の要望は、バッテリーをむしろ減らして、ケースを薄くすること。バッテリーの消費をあまり気にせずに、UX を第一に考えることです。これをやると多分バッテリーは一日持ちませんが、それでも良いです。その代り、もっと充電しやすくすれば良いのではないかと思います。

どうせ iPhone だって一日は持たないんですから、一緒に充電できるように Lightning コネクタ付けるとか、iPhone の上に置いておけば充電できるとかになれば良いのでは無いでしょうか。ちょうど ITmedia にこんな記事が載っていました。

Apple、iPhoneに遠隔無線充電機能を早ければ2017年搭載か

これだと接触しなくても良いので、iPhone と一緒に持ち歩いていれば、自動的に Watch にも充電できそうです。どうせ通信も設定も iPhone まかせなんですから、これでも良いのではないかなあ。

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