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BTイヤホンを買い替えました

      2017/04/09

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2年ちょっと使っていたJaybird BlueBudsの具合がおかしくなったため、イヤホンを買い替えました。BlueBudsは小型でワイヤレスで電池も持つため、非常に気に入っていましたが、最近おかしな挙動をするようになったためです。

ペアリングしているiPhoneのSiriが突然起動したり、直近架けた先へ突然リダイヤルしたりするようになったのです。最初はiPhoneの不具合かと思いましたが、BlueBudsのスイッチボックスを触ると、この事象が起きるのです。恐らく、スイッチボックスの中のどこかの接触がおかしくなったのではないかと思います。

Siriはともかく、いきなり電話をかけるのは勘弁して欲しいので、しばらく有線のヘッドホンを使っていたのですが、やはり線があるのは面倒くさい。BlueToothイヤホンの代りを探すこととしました。条件は、電池ボックスが無い事です。せっかく無線なのに、余計なものがぶら下がっているなんて、意味不明です。

160313_1一番素直なのはBlueBuds X2にすることですが、BlueBudsの故障のしかたがちょっと気になったのと、他のメーカーのものも試してみたかったのです。しかし、ボックスレスだと結構選択肢が限られます。究極のワイヤレス(左右を繋ぐワイヤーすら無い)であるEARINも気になったのですが、ちょっと大きそうなので躊躇しました。絶対落としそうだし。PhillipsやJBLもよさげでしたが、最終的にSonyのMDR-AS800BTにしました。ヨドバシで11,600円です。そこで、使用感や両者の違いなどを書いてみようかと思います。

音はAS800のほうがすっきりしていて良いように思います。まあ、AS800のほうが新しいですから、X2だとまた違うかもしれません。しかし、基本外出先で使うものなので、あまり拘ってもしょうが無い気もします。音量はJayBirdのほうが大きいようで、イヤホン側の設定を最大にしても、iPhoneの音量設定を前よりも上げて使わなければなりません。コンプライのイヤーチップだと違うのかもしれませんが、まだ試していません。

装着感

どちらも標準でシリコン製のイヤーチップと耳に固定するための「羽根」が付いていますが、ここの作りは、やはりSonyのほうが手が込んでいます。

160313_9160313_8BlueBudsのセキュアフィットは平たい板を打ち抜いた感じで、本体側も特に固定用の仕掛けはありません。丸い穴に本体を差し込むだけです。本体側の銀色の部分にガイドのようなものがありますが、これに合わせて装着すると羽根の先端が耳の外に出てしまい、役に立ちません。付け方が悪いのでしょうが、どうやって使うのかわかりません。写真は、ガイドに沿わせずに、まっすぐ装着した状態です。このほうがまだ耳への引っかかりがありますが、いずれにせよあまり役に立ちません。私はこの羽根を外して、イヤーチップをコンプライの最大サイズのものに交換して使っていました。コンプライは耳の中で膨らむので、外れることも無く、遮音性も高く、快適でした。

160313_5160313_7AS800のアークサポーターは、シリコン製でかなり凝った形状です。サポーター側と本体側に位置合わせの凹みがあり、位置がきっちり固定できるのが私にとっては心地よいです。この辺はやはり日本のメーカーですね。

私は耳の形状が左右違うようで、いろいろ組み合わせてみましたが、右がアークサポーターM、イヤーチップL、左がアークサポーターL、イヤーチップLLが具合が良さそうです。イヤーチップのLLは付属品には入っていませんが、別売されています。こんど、コンプライを試してみようと思っています。

バッテリー

BlueBudsの公称値は8時間で、測ったことはありませんが、実際良く持ちます。片道1時間ちょっとの朝晩の通勤(フルに聞いているわけではありませんが)に使って、2-3日持つ感じでした。AS800は公称4.5時間ですが、2日くらいはいけそうです。毎日充電すれば問題ないでしょう。以前のSonyの製品は、充電に専用のコネクタを使っていたりしたのですが、これは普通のマイクロUSBなので、外出先でも充電できそうです。

大きさと取り回し

160313_4160313_3本体の大きさは、AS800のほうが5mmほど長いようです。耳からのはみ出し量が結構違います。自分で付けている分には気にならないのですが、たまに鏡に映った自分の姿を見ると、耳から変なモノが飛び出しているので、驚きます。周りの人はどう見ているのかな。。。(あまり自撮りしないのでブレています。。)

あと、ケーブルの長さがAS800は少し短いため、首を左右に振ると引っかかることがあります。あまり長いと邪魔になるのでしょうが、長さについてはBlueBudsくらいがちょうど良さそうです。AS800はケーブルの真ん中に謎のボックスがありますが、これはあまり邪魔にはなりません。

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操作性

AS800にはスイッチボックスが無く、右側の本体にボタンがひとつだけあります。Sonyは頑張って、ひとつのボタンにいろいろな役割を割り当てていますが、覚えられないし、ほぼ使わないでしょう ^^;

イヤホン側の音量を最大にしておいて、iPhone側で調整すれば良いだけですし、その他は長押しで電源のON/OFF、短いプッシュで電話の着信/切断だけできれば、後は別に使いません。BlueBudsではボタン3つでしたが、真ん中のボタンしか使いませんでしたから、私にとっては問題なしです。

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